高輪のネパール・チベット料理屋「レッサムフィリリ」でカレーを食べる。

高輪のネパール・チベット料理屋「レッサムフィリリ」でカレーを食べる。

高輪も広く、1丁目から4丁目までありまして、カレー屋と思しき店は数件あります。今回は高輪2丁目にある「レッサムフィリリ」に行ってきましたので、そちらに関する記事でございます。

店名の意味

レッサムフィリリという店名は「ネパールの山の歌」に由来するようです。メニューの表紙ページに書いてありました。このメニュー、読み物として面白いです。大変、勉強になる内容。

レッサムフィリリ

一読する限り、インド系カレー屋というよりも、ネパール・チベットの郷土料理屋という印象です。カレーもメインではないです。ランチではカレーがメインぽいですけど。

平日はそこそこ、休日は空いている

品川駅から泉岳寺駅に歩いていく途中、ローソンがあるのですが、そこを左に曲がってすぐのところにお店があります。店の前はよく通るのですが、平日の夜は賑わっています。恐らく昼間もランチタイムは品川や高輪のサラリーマンが集っているのではないでしょうか。一方で休日の夜は人が少なく、閑散としています。静かに食事がしたいときには吉です。私はベビーカーで妻と娘の3人で訪れましたが、他の客がいなかったため、ゆっくりすることができました。

店内は装飾が凝らしてある

レッサムフィリリ

店内の奥にある絵。仏教の絵でしょうか。本場っぽさを感じます。眺めていて飽きません。

レッサムフィリリ

木の細工が非常に細かい工芸品と思しきもの。壁に飾ってあります。料理がくるまでの間、こういった装飾や工芸品に目を奪われるので、スマホをいじる暇もありません。音楽も当然、古代インドを彷彿とさせるようなインストゥルメンタルが流れています。

レッサムフィリリ

レジ横には、宴会用なのか何なのか。巨大な鉛筆がありました。文字が書いてありますが、それをここに記すのは無粋なのでやめておきます。

料理は辛く、絶品。しかし、高い

レッサムフィリリ

私が頼んだチキンカレー。そしてチーズ入りのナンっぽいやつ。(名称や形状はナンではありません)ルーを見て欲しいんですが、よくあるバターチキンカレーとは違います。味も甘みはあまりありません。ドロっとしていなくて、さらさらと流れるようなルーです。細切れの鶏肉が入っています。

レッサムフィリリ

妻がたのんだ、高いやつ。いろんな料理を一皿づつ楽しめます。カレーがないところに、郷土料理屋を感じさせます。

残念な点

レッサムフィリリ

残念なのは、「カード利用OK」のお店なのに、制限があること。写真にあります通り、レジのところにシールがはってあり「カードでお支払いの場合カード決済手数料5%をご請求させていただきます」と書いてありました。こういうのは加盟店違反のはずです。店に抗議するレベルのものではないですが、カードが使えるから安心して入ったのに、少々裏切られた気持ちです。(料理の味はいいんですけどね)カードの決済手数料を客に転嫁したり、何円以上じゃないとカードが使えないとか、勝手にルールを作っている店をたまに見かけますが、違反行為です。そもそもカードの手数料分の恩恵を店側は享受しているんです。集客面で。それが嫌ならカード支払いの機器のレンタルや決済システムの導入を諦めるべきです。

夜は値が張るので、今度はランチタイムに行ってみたいと思います。