GWと言えば白金高輪駅近く、覚林寺の清正公大祭。
その昔、独身時代、私は高輪1丁目の天神坂という坂の途中にあるマンションに住んでいた。ここらのマンションは大体、契約書に変な一文が混ざっている。「5月前半の祭日は車の出し入れができないことを了承せよ」みたいな文言だ。当然、私は車を所有していないので、無視していた。実害がないからだ。
もし、車を持っていれば、この時期、天神坂に住んでいると少し困ったことになる。
清正公大祭がGWに催される(5/4と5/5)
坂道全部に出店が出て、車の通行ができなくなるのだ。坂を降りて、白金高輪方向へも一部通行止めになる。上の道もメリーロードの方まで出店が広がる。(今年はあんまり上の方は店が出ていない印象)
そのため、ここに住んでいる人は祭りの開催期間だけ、午前と昼間、車の出し入れができなくなる。(聞いたところによると、この時期だけコインパーキングに避難するそうだ。後は旅行に出掛けるとか)
私も以前住んでいた時は、家の眼の前で祭りが開催されるのでよく行ったものだ。買った焼きそばやじゃがバターを路上ではなく、家に持ち帰って食べられるので優越感があった笑
今年は娘にアンパンマンの風船を買った
基本的に、祭りの食べ物はかなり割高だと思っている。そのため、私は何も買わなかった。ただ、娘がヨーヨー風船に興味を持っていたため、お情けで買ってやることにした。200円かあ、高いなあと思っていたら、娘の興味は隣の水槽に移っていた。同じ屋台なのだが、そっちの風船はビニールヨーヨーと言って、丈夫なのが売りなのと、キャラクターものだった。娘はアンパンマンを指さしていた。しかし、500円もする。
これが500円だ。娘にはこれを一生大事にして欲しい。なんせ500円もするのだ。さらに隣にはお面屋があり、娘はそれも指さしていたが、私は娘を抱えて、人混みに紛れることに成功した。500円のアンパンマンだけで満足して欲しいものだ。このように、お祭りには人間の欲望が渦巻いており、それをコントロールするいい機会であり、娘にとっては試練なのだ。
覚林寺は大盛況
かくして、坂をおりて、娘にアンパンマンのおもちゃを買ってやり、覚林寺を尻目に天気が悪そうなので私は家路についた。このお祭りは覚林寺ゆかりの祭りで、清正公像(加藤清正)が開帳され、菖蒲の入った勝守りが授けられるお祭りだそう。そういう本質には一切触れず仕舞いだったので、来年は寄りたいと思う。(去年はそう言えば、菖蒲を買って、菖蒲湯に浸かった記憶がある)
何はともあれ、一年の風物詩に変わりない。高輪地域の住民として、毎年このお祭りは非常に楽しみだ。
上皇陛下がぷらっと遊びに来たりしないんだろうか。。。まあ、変装しててわからんかもね。
-
前の記事
中古マンション購入予定者は最初の内覧で必ず聞きなさい② 2019.05.04
-
次の記事
お洒落なエアコン、DAIKIN「risora(リソラ)」がオススメな理由3つ。 2019.05.05
コメントを書く