八芳園の「ともに歩いていくFESTIVAL2018夏」に参加してきた

八芳園の「ともに歩いていくFESTIVAL2018夏」に参加してきた

八芳園うちわ

八芳園で2018年8月5日に行われた「ともに歩いていくFESTIVAL 2018Summer」に参加してきました。

今年も見事当選

八芳園では挙式や披露宴を行った客に対して、年に1度、抽選で1,000名ほどを招いてのイベントをやっているそうです。かつて、私達夫婦も八芳園で結婚式を行いました。毎年、応募しておりまして、運良く今年も当選したので、参加してきた次第です。以前の八芳園では「ともに歩いていくFESTIVAL」という呼称ではなく「サンクスパーティー」という呼称でイベントを行っていたようです。近年はコンセプトを変えて、趣向を凝らしたイベントに力を入れているようです。

ちなみに今年で八芳園は75周年だそう。(本日のイベントで知りました)そして、案内メールにありましたが、この招待イベントは「今年は「Thanks Party」開始から数えると10周年を迎えます。」だそうです。是非、長く続いて欲しいイベントです。

13時のスタート回に参加

当選者によって、時間帯ごとのグループ分けがしてあります。大体2時間ごとで一グループといった感じでしょう。

八芳園の本館入り口まで行き着きますと、そこでQRコードを見せます。とりあえず、お腹が空いていたので、我々は食事会場に向かいます。食事は無料です。もちろん飲み物も。(生ビール飲み放題ですし、水やお茶、ジュースなんかもあります。会場のあちこちに、ドリンクブースが出ていて、そこで飲み物をもらえます)

ドリンク

スタッフの方々、本日はラフな格好です。イベントに合わせて、お祭り感が出ています。(担当プランナーだった方にもお会いしましたが、その方もTシャツ姿でした。以前打ち合わせた際には毎回、フォーマルな格好をされていたので、びっくりしました)

中には普段の接客(カップルの式場案内など)をしている人もいて、大変そうでした。でも接客されている人に言いたい。八芳園、いいですよ、と。こうして、挙式後にもまた来る機会に恵まれますし。

お食事コーナー

お食事コーナー

さて、タダ飯喰らいの私は、ビール片手に着席、娘用のベビーチェアを出してもらってからビッフェ形式の配膳スペースに行きます。自然食ベースの野菜たっぷりのプレート(メインは豆のカレーみたいなもの)を受け取り、「じゃがいもビッフェ」からじゃがいも好きなだけ、皿に盛ります。確か、5種類くらいありました。

じゃがいもとメインプレート

じゃがいもを盛り付けましたかね。こに加えて、写真の右上にもあるようなスープも付きました。ごぼうのスープ。さらに、デザートもあります。

デザート

きなこ風味のアイス。美味しかったです。(無料ですから、文句は言えまい)

食事中、担当だったプランナーが駆けつけてくれて、しばし思い出話に花が咲きます。娘を見て、かわいいと言っていただけ、こちらも大変満足です。(八芳園の家族マーケティングの一環にまんまとハマりました笑)

八芳園と言えば、チョコレート

挙式の契約をする前、営業トークを受けまくるのですが、その時に出されるチョコレートが何とも美味。その味が忘れられず、引き出物なんかにも指定できます。個人でもネットなどで買うことも可能。ただし、高いので自分では買わない笑 今日は出るかな〜と思いましたが、高い商品ですからね。出ませんでした・・・。

担当プランナーからの手紙に感動

食事コーナーを出ると、「八芳園からのメッセージ」というコーナーが目に入ります。お腹がいっぱいになり、余裕の現れでしょうか。

八芳園のメッセージ

挙式月別に、名刺サイズのカードが並んでいます。我々も自分たちのを探します。○○家・○○家 ご両家というのを発見。裏にはメッセージが書いてあります。こうして月日が流れても、わざわざ覚えていてもらえるところが嬉しいですね。(商売上手です。八芳園へのロイヤリティがあがりました)

続いて、オリエンテーリングイベントへ

腹ごなしに、園内の散策とイベントを網羅するために、スタンプラリー形式のオリエンテーリングイベントに参加しました。お題を与えられ、8つをクリアすると景品がもらえるという、よくあるイベントです。

  • オリエンテーリング問題
    1. お題のポーズで写真(用意されたパネルの前で写真をとります)
    2. 名刺の種類は全部で何種類?(ヒントくれます。48種類です)
    3. 八芳園は今年何周年を迎えるでしょう(こちらもヒントくれます。75周年です)
    4. スタッフから名刺5枚を集めて(声をかけたらすぐに集まります)
    5. 挙式会場で写真をとる(暑いんで、オリエンタルチャペルには行かず、森の中の教会へ笑)
    6. 八芳園へのメッセージ寄せ書きを書く(旗が用意されていて、そこにペンで書きます)
    7. 白鳳館の縁日で遊ぶ(輪投げや射的で遊びます)
    8. 6階エタニティでありがとうメッセージをパートナーに送る

30分から1時間程度で終わります。途中、娘の食事タイムに入ったため結構時間がかかりました。暑い中でしたが、久しぶりの八芳園を探索するのは苦になりませんでした。

娘の離乳食のため、休憩所へ

本格的な探検の前に、娘の食事タイムに。4階には授乳室、オムツ替え室、休憩室があります。確か、普段は親族控え室や親族同士の紹介などに使われるお部屋達です。私もかつて、ここで親族紹介をした覚えがあります。(さらに言うと、前撮りの着替え・準備もここでしました)

プレミアムウォーター

隅っこにウォーターサーバーがありました。オシャレなのですぐに気がつきます。見覚えがあるなと思っていたら、プレミアムウォーターのアマダナ製のサーバーでした。

八芳園だからこそ、こういうデザインでも映えるんでしょうか。我が家のウォーターサーバーはもっとシンプルなデザインです。違和感なく設置できる八芳園が羨ましい。

白鳳館での縁日へ

白鳳館

休憩が終わり、庭園に出ました。八芳園には白鳳館というドでかい宴会場、披露宴会場があります。今日はなんと、ここが縁日会場になっていて、輪投げとか射的で遊べます。お外には水風船(ヨーヨー型風船)もあり、まさにお祭り風情が味わえます。

輪投げ

私と妻と合わせて3つも景品をいただくことができました。一つ残念なのは、対象年齢が3歳以降などの景品が多い点。我が家はまだ0歳児ですので、泣く泣く今日の景品は寝かせようと思います。(メルカリで売ってもいいんですが、そんないいものでもないんです)

戦利品

光るボールとシャボン玉とエアハンマー(何に使うんだ・・・)が戦利品です。

ちなみに、白鳳館の休憩所はこちら

休憩所

気品があって落ち着きません。金色のテーブルも恐れ多くて使えない笑 ここで離乳食は食えないわ、という印象です。

続いて、チャペルへ

挙式をおこなったチャペルで写真を撮れというお題もあります。本来、オリエンタルチャペルという八芳園の入り口に近い方に行かなくてはならないのですが(そこで挙式を行ったため)、遠い上に炎天下の中、歩きたくなかったため、庭園の中のチャペルに。

そこで無事に写真を撮り終え、去り際、粋な演出をしてもらいました。

シャボンシャワーです。(そういう名称なのか知りませんが)

シャボンシャワー

機械の中からシャボン玉が出るわ、出るわ。あっという間にあたり一面シャボン玉で埋め尽くされました。(大袈裟)子供が大きくなったら、もう一度見せてあげたい演出でした。

無事に全てのお題をクリア

最後は6階のエタニティという会場へ。

ありがとう

ありがとうを伝えました。メッセージカードはその後、でかいボードに貼ります。そして、いよいよ最後のスタンプをもらい、ミッション完了です。気になる景品は・・・

赤米

こちらです。赤米。米を炊く時に混ぜと使います。食事も飲み物も無料で、景品までもらい感無量です。大変に満足。もうこれで十分なのに、帰り際にもプレゼントが。

パンのプレゼント

見えるでしょうか笑 青い袋をもったスタッフの方が見えます。なんと、帰る客を待ち構えているのです。お土産をもたせてくれるのです。

焼き立てパン

焼き立てパンでした。パンのプレゼントです。朝ごはんにするつもりでしたが、帰ってすぐに食べてしまいました。本当に大満足のイベント。また来年も行きたいです。(抽選なので、何とも言えませんが)

総括:八芳園のロイヤリティプログラム

有意義な時間を過ごせる、八芳園ラバーな方には価値の高いイベントでしょう。子供向けのコンテンツが多数で、私も娘が大きくなったらもっと楽しめるのではと、今からまた楽しみで仕方ありません。八芳園はとてもうまい戦略をとっていると思います。

  1. 結婚式で儲ける(従来型の式場サービス)
  2. 結婚式の後のライフイベントで儲ける(お食い初め、七五三、成人式など)

上に挙げた1は、言わずもがなですね。由緒ある有名結婚式場ですので、本業でビジネスをするということです。しかし、昨今は多種多様な結婚式のあり方が存在し、いくらブランド力があってもその競争は熾烈を極めます。八芳園も本業だけでは、危ういと考え他のビジネス手段に出る必要があるのです。

それが2に挙げたような事例です。八芳園で挙式をしたカップルはやがて、子供を設けるでしょう。そうすれば、そこに商機が生まれるのです。

実際に私は家族を遠方から呼んで、お食い初めの食事会を八芳園で開きました。この調子だと七五三や成人式の記念写真や食事も八芳園でやることになりそうです。何故、そんな気持ちになるかというと、家が近いのもありますが、やはり今回参加した「ともに歩いていく」イベントに象徴されるような、顧客のロイヤリティを見事に醸成する仕組みがあることに他なりません。とても気持ちよくさせてくれますし、家族の大切な時間を有意義にもしてくれます。そこに費用を惜しみなくかける、八芳園にこちらも応えたくなるのです。実に巧みなやり方でしょう笑 私はものの見事に八芳園ブランドの信者になっているわけです。

そして、最終的にはうちの娘も「八芳園で結婚式をしたい」とか言えば、広告宣伝費を最小にして、最大の効果をあげられるわけです。

幸せな時間が今のところ持続している私ですから、八芳園での結婚式を是非、おすすめします。何年か経ちますが、今日のイベントに出て改めてそう思いました。