恐怖! 不動産取得税納税通知書がやってきた。

恐怖! 不動産取得税納税通知書がやってきた。

つい先日、「不動産取得税のお知らせがやってきた。」という記事でも書きましたが、とうとう納税通知書がやって参りました。年貢の納め時のようです。

総額は40万超え

古い物件は買うものじゃないですね笑 ローン減税もなければ、不動産取得税の軽減もありません。もちろん税金だから、払うんですが、その払い方をどうしようかなと考えました。ご丁寧にクレジットカードでの支払い方法について、案内が入っているのです。カード払いによるポイントがGETできますから、約40万円の1%還元として、4,000円も入ると思いきや、別途カード払いの際には手数料が加算されるんです。ですので、1%分のポイント還元があれど、実質は0.2%程度の還元率になってしまいます。

クレジットカード払いで試算してみる

まず私が普段使いしているカードは楽天カードです。その他にもクレジットカードを持っていますが、今回調べてみたところ、全て還元率は1%でした。

都税クレジットカードお支払サイト

こちらのサイトから手数料を確認できます。https://zei.metro.tokyo.lg.jp/

仮に40万円だとして、試算してみると、手数料は3,153で総額は403,153になってしまいます。

手数料

クレジットカードの還元率が1%の場合、403,153円の1%なので、4,031ポイントが還元されることでしょう。(楽天カードの場合)

手数料が3,153円なので、4,031 ー 3,153 = 878

実質の還元は878円分なので、0.2%分という試算になります。税金への支払なので、何%だろうとポイント還元があるだけまし、というのが正論なのですが、もっとお得な支払い方法はないかとついつい調べてみたくなります。

手数料一覧

税額 決済手数料
1円~10,000円 73円(消費税込78円)
10,001円~20,000円 146円(消費税込157円)
20,001円~30,000円 219円(消費税込236円)
30,001円~40,000円 292円(消費税込315円)
40,001円~50,000円 365円(消費税込394円)
以降、税額が10,000円増えるごとに決済手数料73円(消費税別)が加算されます。
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nanaco払いも当然試算してみる

nanaco

有名な税金の支払い方法として、コンビニ(セブンイレブン)でのnanaco支払いがあります。ただし、いろいろと制約があるので面倒です。還元率は上記にあげたクレジットカード払いのように手数料が取られないためもともとのカードの還元率が適用されるようです。しかしながら、大口の支払いにはコンビニ支払いが認められていません。今回私の不動産取得税は土地分が359,400円で建物分が123,300円です。後者のみコンビニ支払いができ、nanaco支払いの対象となるわけです。

nanacoも上限金額が決まっていたり、クレジットカードの方に上限が決まっていたりとルールだらけで、結構面倒でした。

私がnanaco用に使用したクレジットカードはYahoo!カードとリクルートカードです。Yahoo!カードはnanacoへの入金(チャージ)で0.5%のポイントが付きます。(通常は1%還元ですが、手数料等の関係なのでしょうか、0.5%に下がります)一方、リクルートカードは1.2%還元です。ただし、月額3万円のチャージに対してのみポイント還元が認められています。

30,000 × 1.2% = 360ポイント還元(リクルート)

93,300 × 0.5% = 466ポイント還元(Yahoo!)

結果的に、nanacoを使って支払えば、123,300円に対して、0.7%還元ということになりました。リクルートカードをもっと有効に使えば、還元率はお得にできたかもしれませんが、支払い期限を考えると今月中の支払いが必要だったため、3万円以上のチャージができませんでした。もし税金のnanaco支払いを考えている人がいれば、前もって数ヶ月かけて準備するのがいいと思います。

小さなポイントを得るために、画策するのが面倒

結局私は、土地に関わる不動産取得税359,400円は「クレジットカード」で。建物に関わる不動産取得税123,300円をnanaco支払いすることにしました。前者は30万円以上のため用紙がそもそもコンビニ支払いに対応していないので、nanaco支払いは諦めました。都税事務所に用紙を分けるようにお願いするという方法もあるらしいのですが、確かな情報ではないのと、そのコミュニケーションが面倒なので、クレジットカード払いにしました。