六本木「鮨 由う」の姉妹店、広尾の「鮨 在」でランチ。
六本木のミシュラン一つ星の「鮨 由う」に行ってきた話は以前書いた通りだが、その姉妹店が広尾にあるらしい。その名も「鮨 在」だ。
ミシュラン一つ星、六本木「鮨 由う」に行ってきた。
年末ということもあり、GOTOのポイントも貯まっていることもあり、寿司でも食べようと思って、ネット検索を試みる。まだ新しい店で、食べログの点数は高いがアワードの常連ということもなく、ミシュランの★も(まだ)取っていないようで、比較的簡単に予約できた気がする。といってもほとんど予約で満席だし、空いている日のほうが少ない。そのうち予約すら取れない人気店になるのだから今のうちに行っておこう。
平日ランチは1万3千円ほど
ミシュラン一つ星と引けを取らない味を堪能できるなら価格としては安いと思う。もちろん鮨 由うと比べると品数・素材で差はあるのだろうから値段が抑え気味なんだろう。そのうち人気が出て、それこそ★を取ろうものなら、もっと単価をあげてくるだろうから、”今の価格”を楽しむためには早めに行っておくのがいいかもしれない。
とはいえ、土日とかディナーは”お高い”ので、平日が品数が少なかろうとも、満足できるしお腹いっぱいになれるしいいかもしれない。
平日はペアリング付きでも1万9千円ほど
ワインと日本酒を軸に焼酎なんかも出てきて、かなりお得に感じた。鮨が1万3千円だとしたら6千円ほどでほぼ1品1品に対して、酒を出してくれるのでケチなフレンチのペアリングなんかよりもよほど良心的だ。
飲み物はペアリングを断然おすすめする。
由うと同じでお茶のペアリングもあるので、アルコールが駄目な人はティーにしておこう。
場所は広尾駅すぐ
私はご多分に漏れず、歩いて訪れた。そのおかげか、かなり腹が減り、寒空であったが早足になった。
明治屋の中をショートカットして、商店街的なところへ。銭湯とかスタバとかなんでもある通りである。その中間の新しいビルの5階に寿司屋はある。インターホンがあるので、会員制かと思いきや、ドアは押せば開くので、普通にエレベーターに乗って5階へ向かう。
今やお決まりの検温とアルコール消毒を済ませて、店内へ。こじんまりとしてはいるが綺麗で高級感のある雰囲気。高級寿司屋という感じ。
蟹肉がスタンバイ。楽しみである。
1品目
まずはシャンパーニュ。
温かい。白子。
2品目
日本酒。ワインが続くかと思ったけど日本酒登場。
きた、スペシャリテ的なやつ。看板メニュー。ウニと蟹。鮨 由うだとこれにキャビアが乗ってんだよな。今回のランチは価格も抑えられているので、こういう素材のところで差が出るのかも。よう知らんけど。
蟹はこの日は毛ガニではなく、違う蟹だった。季節的なやつかもしれない。ウニはバフンウニ。
土曜のランチとかディナーだと、もっとつまみが続くのかもしれない。ただボリューム的にお腹いっぱいになりやすい私としては、こうしてすぐに看板メニューにありつけるのは嬉しい。
3品目
ああうまい。
ひとつひとつの品に対して、お酒が変わるのって本当に贅沢で素晴らしい。白ワイン。フレンチだと当然ワインばっかりになるが、ここはワインも日本酒も出てくるので、それを待つだけでも楽しみに過ごせる。
隣の席に常連の人たちがいたのだが、その人のワインのうんちくを聞いて色々勉強になる。
ちなみにガリはこんな感じ。由うと似ている、角。当然おかわり自由。まあ私以外おかわりしていなんで不思議な気持ちになる。スマホいじるか、ガリ食うか。一人で来るとそうなる。
4品目
ここから握りだそう。その前にお口直しのお茶が出される。くいっと一気に飲み干す。
もちろんお酒も登場。
合わせる用の白ワイン。
写真がう、う、美しい。味も最高。
5品目
これはイカ。お酒はさっきの白をあわせる。
6品目
美しい、今書いてて惚れ惚れ。味も最高。それしか言えないぜ。
こちらを合わせる。日本酒。
7品目
中トロ。美しい。中トロに抱かれたい。
トロの脂に合わせるため、さきほどの日本酒を今度は熱燗で。こういうの洒落とるわ。
8品目
またまた白ワイン。これに合わせるのは↓。
うまい。
9品目
何度も書くけど一品一品お酒が変わるの最高。
寿司って美しいわ〜味も最高。
10品目
焼酎のソーダ割りを合わせるという。ワインと日本酒ばかりで変化球。蒸留酒のキツめな感じもソーダで和らぐし、茶を感じる焼酎だとかで飲みやすい。知覧Tea酎って書いてある。
大将が「写真撮りますか?」って気を利かせてくれるのもありがたい。感謝しつつ、写真をとり、すぐに食べる。肉みたい。今日はマグロの肉っぽいところを焼いたらしい。いつもだとこれがノドグロなんだと。隣の常連の方が言ってた。
11品目
スパークリング酒。デザートみたい。
いくらってこんなに大粒なん?私が普段食べてるいくらは栄養失調なんかな?
うにも付いてるし、うめえ。スパークリング酒に合う。
12品目
さきほどからエビが着々と準備されている。車海老。剥くのも上手。当たり前だが。
美しいエビの姿。
最後のお酒は赤ワイン。
13品目
〆。穴子。タレが赤ワインに合う。
14品目
最後は玉子焼き。寿司屋の玉子焼きってカステラみたいで、芝海老が入っているというのはよくあるが、ほうじ茶が入っているのがこちら。そのため茶色いのだ。よりデザート感がある。
本当の最後はお味噌汁。
こちらを飲んでお会計。2時間を過ごすことができた。まじで最高。ほろ酔い。また来たいし、ディナーとか平日以外のランチで来たい。
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