独学で十分!宅建士資格の勉強・対策について。

独学で十分!宅建士資格の勉強・対策について。

2020年10月18日に宅建の試験があるそう。私は去年受験したのでちょうど1年である。感慨深いものがある。

宅地建物取引士資格試験に無事去年はギリギリ合格したので、その時の気持ちなどをメモしておきたい。(35点が合格ラインで自己採点35点だった)

令和2年(2020年)の宅建試験はより難しくなってそうなので、合格ラインは下がるのかもしれない。

試験直前

過去問をひたすらやっていた。合格ラインに乗れる年と乗れない年が出てくるが、気にしない。

本番では過去問と同じ、もしくは類題が出たりするので、直前であっても復習するのが大切だ。

本番の試験中、「あ、この問題過去問に出てきたわwでも復習テキトーにやったからわかんねえ・・・」ってのが当日あった。(無事合格できたからいいものを)

ですから、下手に不動産の時事ネタや数値を無理して覚えるよりは、用途地域一覧の暗記箇所を少しでも増やすべきだ。そういうところが出たりする、本番は。

本番当日

時事問題は個人的に捨て問だと思っているので、対策は不要。当たればラッキーくらいに思えばいいのではないだろうか。

それよりも覚えきれていないものを覚えるとか、知識の詰め込みをギリギリまで行えば、回答の手助けになるかと。

途中退室はできない

試験説明で知ったが、途中退室・退席はできない試験だった。多分時間は余るが、見直しに時間を使おう。

携帯電話を封筒に入れさせられる

スマホは電源を切って、封筒に入れることになる。何とも厳重。これが国家資格ってやつかと思った記憶がある。

勉強時間・時期

基本的に夏くらいから始めれば十分合格できると思う。8月からテキスト読み始めて、9月問題集、直前は過去問をやりまくる。

とにかく過去問が重要なので9月から勉強を開始しても決して手遅れではない。

下に書くが、テキストは全然重要ではない。一読する必要もない。私は半分も読まなかった。正直、その時間を問題集を取り組む時間にあてた方がましであった。

覚える項目や内容は決まっており、それらは問題集と過去問、その解説で十分だからだ。

9月に入って1日1時間くらい勉強すれば、問題集を何周もでき自然と身につく。そして10月に入って1日1年分は過去問をやり、時間に余裕があれば2周目や3周目の過去問を解いていけばいい。

勉強方法・対策

テキストは不要だった。というのも説明は小難しく、法律用語特に民法はわけがわからんからだ。結論から言うと、問題演習で頻出問題を頭に入れて、過去問で慣れていくというのがいいと思った。

テキスト

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いろんな会社から出ているが、どれも内容は同じだろう。

個人的な意見であるが、宅建試験においてテキストはそんなに重要ではない。

宅建試験の特徴として、問題数が50個しか出題されないというのがある。それに一問あたり1点の50点満点評価だ。改正民法のくそ難問が出ようが、過去問と同じ頻出問題が出ようが、正解すれば1点だし、間違えばマイナス1点だ。

テキストを読むのは根気と時間がいる。ひたすら意味不明な語句や説明と戦わねばならぬテキスト学習は、独学者や時間がないものにとっては、害悪でしかないように感じた。

頻出問題さえ解ければ、合格ラインの35〜40点台は必ず届く。そうなるのにテキストは不要だった。

宅建受験業界の商売のためにテキストを買わせているのでは?と個人的に思っている。

問題集

問題集は重要。過去問で構成されているので、頻出問題と重要問題だけに効率的にあたることができる。

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この本は、分冊になっていて分野ごとに取り組める。得意・不得意が自分でも管理できるはずだ。私はこれを何周も取り組んだ。直前期は何度も間違えた箇所だけにトライ、また図や表も入れてくれているので、テキストを頼らずとも、暗記する内容は十分に掲載されている。

この問題集こそ、テキストである、と考えてもいいと思う。

過去問

 


 

12年分全部やるのがよい。どの出版社のでもいいと思う。解説もきちんと読み。理解と暗記に努めよう。

頻出かつ重要な問題は問題集にて補完できている。でも、過去問全てが入っているわけではない。問題集でも扱っていない問題が時として、同じ形で出題されることもある。そういう問題を拾って、正解を得るためには過去問をやりまくるのは大事なのだ。

そして、何より合格点を超えた時に大きな自信になる。

12回分、仮にやったとして、ほとんど合格点以上だった人はおそらく本番も大丈夫だろう。

半分くらいしか合格ラインに到達できなかった人は、しっかりその過去問を復習すれば問題ない。

1回とか2回くらいしか合格ラインを突破できなかった人も大丈夫。復習だ。

0回の人は一旦、問題集に戻ろう。

合格発表

まずは、試験終了後から各予備校が予想合格ラインを発表する。自己採点と照らし合わせながら、待つしかない。

正直、あんまり当てにならない。なぜなら合格点は30〜40点の間とこれまでの試験結果から相場が決まっている。そのレンジで各予備校予想をつけている。高くつけるところもあれば、低いところもある。

いずれの予想よりも高い得点であれば合格は間違いない。34点とか35点だとギリギリだろう。31点、32点、33点だとその年の試験次第だ。30点以下だと多分ほぼ望みなしだ。

発表時の深夜に合格ラインだけ、先んじて発表される。Twitterで「宅建」とでも打ち込んで、情報を集めよう。そうすれば心の平安につながる。