泉岳寺の「瀧口」で焼き鳥フルコースを堪能しましょう。

泉岳寺の「瀧口」で焼き鳥フルコースを堪能しましょう。

月曜に体調を崩し、火曜に病院にいき、なんとか水曜には治すことができました。というのも前々からこの日は楽しみにしていたことがあったのです。それは泉岳寺駅前にある「瀧口」というお店を予約していたから。(妻が連休に合わせて娘と帰省するというので、私は久しぶりのお一人様ライフの栄華をきわめんと、かなり前から予約していたのです)

美味しいお店が高輪(泉岳寺)にあってよかったと思う瞬間です。

入ると、かぐわしい「トリュフ」の香りが

焼き鳥屋だと聞いていたので、最初は炭火の香りでもするかと思ったのですが、強烈なトリュフ香にお出迎えされます。ここは好き嫌いが分かれそうですね。席に付けば、すぐに慣れます。おそらく入り口付近の半個室グループの皆さんが、コースの最後に出てくるトリュフ卵かけご飯を平らげでいたため、強く香りが残っていたのでしょう。

メニュー「霜月」

瀧口

メニューは2つあって、予約の段階で選択します。平たくいうと、安いコースか高いコースです。今回は折角なので、高いコースにしました。その月々でメニューが変わるそう。今月は11月なのでコース名は「霜月」。おしゃれな感じです。

まずは、前前菜「刺し身」

瀧口

お酒は最初ということもあり、スパークリングワインを。スペインのカヴァ。1,200円ほど。鳥刺しにとても合うお酒でした。少し甘口すぎる嫌いはありますが。

続いて、前菜盛り合わせ

瀧口

小箱に入れて、運ばれてきます。ほうれん草のおひたし、鶏ムネ肉の岩海苔和え、鴨肉の生ハム、冷奴です。少量なのですぐに食べきります。

続いて、塩焼きへ

瀧口

このあたりで、白ワインに切り替えました。1,000円ほど。本日2杯目です。あとはタレ系で赤ワインに切り替えるのみ。焼き物はさっぱりしていて、ワインに実に合う。ささみとせせり、もっと食べたいって感じですが、後半戦まで考えての、ボリュームなんでしょう。

瀧口

グラスはRIEDEL製。れっきとしたワイングラスなのでしょうが、湯呑のような感じ。

瀧口

ここで、鶏スープが入ります。これもおいしい。魔法瓶に入れて持ち帰りたいくらいです。

さらに続く、塩焼き

瀧口

骨を抜いた、手羽先だそう。おろしイクラが添えられています。皿が赤いのは、そろそろ赤ワインの啓示なのか。でもまだ白が残ってます。

白レバーのパテとブリオッシュ

瀧口

ブリオッシュってまあ、パンのことでしょう。パンもっとほしい。白レバーうまい。

自慢のつくねが登場

瀧口

卵黄のたまり漬けにつけて食べます。うまいです。隣にはねぎ焼きと牡蠣のオイル漬けがあり、これまたうまい。

ここでお口直しの鬼おろし

瀧口

一品かよって思うくらいの風格ありますが、まあ普通の大根おろしに、いぶりがっこが入っています。私はそろそろ赤ワインをたのみます。(白をまだ飲みきってないんですけどね)

グラスの赤ワイン登場

瀧口

ブルゴーニュグラスを思わせる、大きさです。これもRIEDEL。でも、取っ手がない。持てない。果てして、こんな大きなの持てるのか、持てました。ギリギリ。ワインの果実味が香りになって漂ういいワインでした。(飲んだのは一番安い、グラスワインで1,000円くらいでした)

同時に揚げ物で、大山鶏の串カツがきたのですが、早々と食べてしまって写真を撮りそこねました・・・。普通の串カツです。ソースも、いわゆるソース味。

ついにタレ味登場

瀧口

一口食べてから、写真を撮りました笑 このあたりになるとコースも終盤、お店側もどんどん料理を運んできます。食べたら、次の皿ハイ!みたいなのりです。

瀧口

モツ煮みたいなのもきました。いちおうメニューには「鶏ハラミと鴨皮の醤油煮込み」とあります。でもまあモツ煮。そろそろお腹がいっぱいに。

贅沢な一品が控えていたのです

瀧口

なんだこの黒光りしたやつら・・・鶏に見えない。。。和牛だそうです。そしてフォアグラ。フォアグラはまあ、鶏肉系ですかね。そして、一番右はレバー。赤ワインがあって本当によかった。

前の皿ですでに満腹感がありました。和牛は正直、いらないかなという感じ。(なくして、コースの値段下げてくれたほうがありがたいww)誤解なきように言っておくと、和牛は柔らかく、とてつもなくおいしかったです。

 

最後は、トリュフ飯

瀧口

最後はお食事セットが届きます。手前のおかずも3品色々選べます。(イクラとかタラコとかノリとか梅干しとか塩辛とか)

ご飯は余ると、おにぎりにして、お土産にしてくれます。最高。

和牛も持って帰れば良かったぜ。(できないか)

瀧口

上の写真。次の日の朝、自宅にて。めちゃくちゃうまかった・・・。おにぎり2つもありました。そしてタクアン付き。おしゃれな手提げ袋だし。

食後にはデザートとコーヒーも

瀧口

紅茶でも可能です。選べます。お酒飲む店で、コーヒーって有り難い。意外とないんですよ、私が知っている限りでは。

個人的な欲を言うと、かなりお腹いっぱいになったので、デザートはさっぱりした少量のシャーベットかアイスが、クールダウンという意味で、ひんやりした気持ちにさせてくれるので良かったのではと思います。(実際はチョコ系の何かでした。酔っていて覚えていません)

結果的に1万3千円程度でしたが、コスパはいいと思います。おいしくて、高級なものを飲み食いできた印象。