GWは箱根・芦ノ湖「はなをり」に泊まってきた。

GWは箱根・芦ノ湖「はなをり」に泊まってきた。

メルペイのクーポンを使おうと思って、先程、品川高輪口のプロントに行ったら、時間切れを宣告されて泣く泣く帰ってきた。店が18時に閉まることは知っていたのだが、17時半がラストオーダーというのは押さえていなかった。私が着いたのは17時32分だった。

GW最後の思い出にと思ったが、果たせず仕舞いで残念である。品川くんだりまでの徒歩によるカロリー消費と無駄遣いをしなかったことを戦果と捉え、前向きに生きていきたい。

ただ、他にも思い出はあるので良しとする。今年はGWに家族と箱根へ旅行へ行くことができた。

まずは箱根でランチ

https://hakone-soba.com/

じねんじょ蕎麦 九十九という仙石原にある蕎麦屋に立ち寄った。ガイドブックの蕎麦コーナーでみつけて以来、来たいと思っていた店だ。

九十九

結構、派手な外観で、車で前を通過すれば確実にわかるはずだ。結構並んでいたが、回転は早いはず。なんせみんな名物のじねんじょ蕎麦のセットを頼むから。

1点気になったのは、外の入り口にタバコの灰皿があること。もう少し離れたところに置いてくれないと子供が近くにいるので少し嫌だった。

じねんじょとろろ蕎麦御膳

九十九

まずは蕎麦の前にこんな感じのが出てくる。とても美味しい。

じねんじょ

1,800円だから、多少観光地価格な気はするが、美味しいので良しとしよう。蕎麦用のとろろとご飯用のとろろ二種類が付いている。

この後、蕎麦湯が出てくるのだが、コップ一杯を持ってこられたので、「ああ、一人用か」と早合点して一気飲みしてしまったのだが、それが三人前だったらしい。紛らわしい。人数分コップ用意するのは、やはり面倒なんだろうな。さすが、人気店である。

こうして、腹ごしらえも済み、一路、宿屋へ。

宿泊したのは芦ノ湖「はなをり」

5月に入って、旅行サイトを見ていると、基本的には売れ残りか突発的なキャンセル宿しかないことに気づく。私は後者に賭けた。ずっとキャンセルが出るのを待っていると、予算的にも日取り的にもちょうどいい宿がみつかった。

それが、箱根・芦ノ湖「はなをり」という宿だ。

できて1年しか経っていない、とても新しい宿だ。そのため、外観も内装も全てキレイだった。

宿の名物的な景観

はなをり

ロビーに入って、すぐ目に飛び込んでくる光景がこれだ。この日は晴れていて、意外とキレイに撮れた。真ん中の、テーブルがあるプレイスはソファが円形に仕込んであるが、誰もここで寛いだりはしない。何に使われるかというと、ひたすら記念撮影だ。この写真では誰もいないが、チェックイン後の15時過ぎのタイミングでは右の通路横は列をなして、写真の順番待ちをしていた。

宿側も、昨今のインスタグラム流行等、写真の撮影ポイントとして、設けたのだろう。

はなをり

右のエリアは足湯エリアになっている。日差しがきつい日はパラソルを出してくれる。飲み物も有料で頼める。ビールを飲んでいる人もいた。

ロビーではサンドアートショーも楽しめた

GWはいろいろとイベントを仕込んであって、楽しむことができた。そりゃ、こっちはGW上乗せの非常に高い金を払っているので、通常とは違うイベントをやってもらって何ら不都合はない。

はなをり

30分のショー。演目は親指姫。ナッツ姫とかピーチ姫を連想してしまったが、アンデルセン童話である。自分の無知を恥じる30分だった。

はなをり

娘に見てもらいと思ったが、彼女は開始5分で寝てしまった。親指姫ならぬ、眠り姫であった。

温泉も当然良かった

芦ノ湖湖畔にある宿である。当然、温泉からはその景色を見ることができる。詳しくはHPで見るか、ご自身の目で確かめに行ってもらいたい。だって、風呂場にスマホは持ち込めないので、写真をとっていないのだ。代わりに、風呂場の前の写真をお送りしよう。

はなをり

のれんがお洒落で風情がある。こういうところもいちいち力が入っていて素晴らしい宿だ。

はなをり

湯上がりはここで休める。冷たいお茶が美味しかった。そして、奥には牛乳の自販機がある。

はなをり

いちいちお洒落なのれんの登場である。ただ、現金を持ち合わせておらず、買うことができなかった。

食事はビッフェ

まあ、食事はビッフェだから推して知るべし、である。

はなをり

食事はビッフェのみである。どんな部屋、どんなプランで予約しても、同じビッフェだ。だから、一般的なビッフェよりも品数も多く、味も良いが、まあ高級ホテルなんかのビッフェではよくあるレベルだろうし、特別感はあまりない。

はなをり

こういう洒落た演出は得意なのかもしれないが、別にビッフェでやることもないだろうって感じがした。GWのためか、人もごった返しており、落ち着いた雰囲気で食事をしたかった。もちろん、美味しい料理もあったし、デザートも品数が多くて良かった。(ステーキがあるのは良かった。ちゃんとした肉だった。ただ味付けが、マスタードソース一択なので、飽きが来た)

朝食も同じ会場でビッフェだ。こちらも激混み。お茶漬けが美味しかった。(また、このお茶漬けがお洒落。焼きおにぎりの上に魚の焼身が乗っており、そこに出汁をかけてくれる)

次回、またこの宿を再訪したいかを考えるとき、どうしてもこの食事面で逡巡してしまいそうだ。

まとめ

景色も絶景で、宿の設備も申し分ない。できたばかりで、サービスもよく、キレイだ。ただ、食事がビッフェなのが、少々不満ポイントか。後は、部屋が遠かった。たくさん部屋があるので仕方ないにせよ、3棟ほど、宿泊棟があり、一番奥は、食事も温泉もロビーも全て遠いので、もう一箇所くらい食事とか温泉があると嬉しい笑

楽しいGWだった。